高校受験に向けて、塾に通うとしても、自宅で学習するとしても、いずれにしても、自宅で学習する事が重要になります。その際、自分と相性の合う参考書や問題集を選択することが大切です。 基礎的な内容の参考書や問題集のほかに、受験する高校の入試で過去に出題された問題を解いていくことも重要です。過去問を解いていくことで、受験する高校の出題傾向をつかむとともに、問題の難しさなどの目安を知ることができます。 さて、参考書や問題集を活用する際に、まず、基本的な内容を理解できていない人の場合は、まずは難しい問題は避け、基本的な部分や苦手な部分の解説を読み、教科書レベルの問題を繰り返し解いていくことが重要です。 一方、基本的な内容は理解できるが、高校入試に向けた応用力をつけていきたいと考える人の場合は、問題演習を繰り返し行っていき、難しい問題や、難関と呼ばれる学校の入試の過去問題など、数多くの問題を解く経験をしておくことが必要です。特に、レベルの高い問題集になると、難関私立高校の入試の過去問題を収録し、単元ごとにまとめた問題集もあるので、私立の難関高校を志望する生徒だけでなく、公立の進学校を志望する生徒も、積極的に難しい問題を解いていくことが大切です。そして、難しい問題を解いていく中で、わからない問題があれば、その分野の基礎的な参考書や問題集を解きなおすということを繰り返していくことで、学習内容の理解が進んでいくものと思われます。
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