高校受験の本番直前になって、あわてて自分の成績を心配する人がいます。特に、受験の前になっても偏差値が30台や40台のままで伸び悩んでしまった人や、併願していた第2、第3志望の高校にすら不合格になってしまった人などが、第1志望の高校に本当に合格できるのかという心配に悩まされているケースが多くあると思います。 いわゆる偏差値が30台、40台の人の場合、基礎的な部分で点数を落としている場合が多いと思います。このような場合、まずは簡単な問題を確実に解けるようにしておくことが大切になってきます。 たとえば、国語の漢字の読み書きや、数学の計算問題、英語の単語問題など、ほとんどの人が解けるような問題については、しっかりと得点できるように、中学1年の教科書の例題などを復習しておきましょう。 また、受験直前になってからあわてて成績を伸ばそうと思った場合、数学や英語のような「積み上げ教科」の学力を伸ばす事は難しいと思われます。したがって、いわゆる「積み上げ教科」ではなく、単元ごとに学習を切り分けることができ、知識を蓄える事ができる科目でより高い得点を取ることが、直前の学習法としては適切だと思われます。そして、その条件に合致する科目は、社会や理科などの暗記科目ということになります。 本来、社会も理科も、暗記科目とはいえ、丸暗記は望ましくないと思いますが、受験直前の場合は、ノートなどに教科書の内容をまとめながら、用語などを丸暗記していくことで、目先の受験に備えるという作戦を取らざるを得ないと思います。
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