中学生の5教科(国語・数学・英語・社会・理科)の勉強法-高校受験対策から日常の学習まで



高校受験の勉強法|高校受験直前、偏差値30台・40台の人は、どの部分を集中的に学ぶべきか

 高校受験の本番直前になって、あわてて自分の成績を心配する人がいます。特に、受験の前になっても偏差値が30台や40台のままで伸び悩んでしまった人や、併願していた第2、第3志望の高校にすら不合格になってしまった人などが、第1志望の高校に本当に合格できるのかという心配に悩まされているケースが多くあると思います。

 いわゆる偏差値が30台、40台の人の場合、基礎的な部分で点数を落としている場合が多いと思います。このような場合、まずは簡単な問題を確実に解けるようにしておくことが大切になってきます。

 たとえば、国語の漢字の読み書きや、数学の計算問題、英語の単語問題など、ほとんどの人が解けるような問題については、しっかりと得点できるように、中学1年の教科書の例題などを復習しておきましょう。

 また、受験直前になってからあわてて成績を伸ばそうと思った場合、数学や英語のような「積み上げ教科」の学力を伸ばす事は難しいと思われます。したがって、いわゆる「積み上げ教科」ではなく、単元ごとに学習を切り分けることができ、知識を蓄える事ができる科目でより高い得点を取ることが、直前の学習法としては適切だと思われます。そして、その条件に合致する科目は、社会理科などの暗記科目ということになります。

 本来、社会も理科も、暗記科目とはいえ、丸暗記は望ましくないと思いますが、受験直前の場合は、ノートなどに教科書の内容をまとめながら、用語などを丸暗記していくことで、目先の受験に備えるという作戦を取らざるを得ないと思います。


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目次

はじめに 中学生の5教科の勉強法について
まず、「5教科450点」をめざそう
5教科450点を中学のテストで取りたい人へのアドバイス
得意・苦手科目との向き合い方
英語
英語は、積み上げ教科! 授業で学んだ単語・文法を着実に覚えていこう
英文法は「丸暗記」ではなく、大切なポイントを把握して覚えよう
数学
数学が苦手な人は、小学校の算数の復習からスタート
数学の授業で学んだ公式・定理を使いこなすため、例題で練習を重ねる
国語
国語は、漢字の読み書きなど着実に努力が反映される分野を固める
国語の文法や古文など、覚える事が多い分野への対応法
社会
社会は、地理・歴史・公民の3つの分野の得意・不得意を把握しよう
社会の重要語句を暗記するために、教科書の流れをつかんでおく
地理の勉強法 | 世界や日本の各地域の特色をつかむため、白地図の活用が有効
歴史の勉強法 | ノートまとめを工夫し、時代の流れを把握していく事が大切
公民の勉強法 | 時間がなく復習が不十分でも焦らずに出来ることから勉強しよう
理科
理科の1分野は数学のような学習法も必要、2分野は社会のような暗記主体の学習法が重要
出題されやすい「理科実験」などの問題で、応用力を身につける
理科の勉強法|2分野で出題されやすいのは「観察」に関する問題
夏休み・冬休み・春休みの勉強方法
夏休み・冬休み・春休みの勉強方法
成績の伸びが実感できないとき、成績が伸びるまで頑張ろう
休み期間の勉強は、数学・英語が最優先!
高校受験に向けて
塾を選ぶか、自宅学習を選ぶか。入試本番まで「残り1年」の選択。
「口コミ」に頼らない塾選びとは
高校受験に備えるために、わかりやすい参考書や問題集を選ぶ。
中3の秋以降の成績は、夏休みの勉強で大きく左右される。
内申書や面接も考慮すると、実技4教科(副教科)も普段から手を抜かずに!
高校受験直前、偏差値30台・40台の人は、どの部分を集中的に学ぶべきか
高校受験直前、授業が終わっていない範囲はどう対応するか
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