中間テストの科目は5教科に絞られている分だけ、1科目あたりの学習時間を多くとることができます。 特に、社会や理科は、多くの分野が、暗記によって点数が決まってくる科目です。極論をいえば、一時的に苦手を放置しても、次の単元が全く理解できないという深刻な状態にはならない科目だといえます。 しかしながら、社会や理科の暗記すべき部分を暗記しないままテストを受け続けると、今度は高校受験の時に、覚えていない用語などが大量に残ってしまい、暗記しなおすために苦しむことになります。そのため、社会や理科は、毎回のテスト勉強で暗記すべき事を一旦暗記しておく機会としてとらえ、高校入試の時に暗記しなおすべきことが少なくてもすむようにしておくということが大切です。 ただし、学校の行事や部活動などで、テスト対策のための勉強時間を2、3日くらいしか確保できないという事情の人もいると思います。そうした人の場合は、目先の暗記でうまく得点を確保できる社会や理科のテスト対策に重点をおくことで、とりあえず、恥ずかしくない成績を維持できる可能性もあります。(数学や英語は成績が伸びるまで一定の長い期間の勉強時間を確保し続けなければ成績が伸びにくいのが実情ですので、目先の得点は社会や理科で確保していくことが大切だという事です。) ただし、そうした事情の場合でも、テストが終わった後で、十分にテスト勉強に取り組めなかった数学や英語、国語などの科目の苦手分野を克服しておくことを忘れてはならないということだけは頭に入れておいてください。
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