中学校の社会科の学習は、前半部分は世界の地理、後半部分は日本の地理に分かれています。また、世界地図や時差などに関する部分が最初にあるほか、世界地理と日本地理の間には国土地理院の地図の読み方に関する基本的な内容の事柄について学ぶものと思われます。 実際の高校入試のメインは、世界や日本の各地域の場所や地形、産業などについて問うということで、時差に関する問題や地図の読み方の問題は、入試においては「おまけ」のような扱い(世界や日本の各地域について大きく問う中の一つの設問として問われる事が多い)になっている事が多いものと考えられます。 しかし、入試において、「おまけ」のような扱いで、授業でも詳しく教わらない内容でも、学校の中間・期末テストの範囲に含まれた場合には、単元の中の一つとしてのウエイトも大きいので、おそらく大きな割合で問われる事になると思います。中間・期末テストは授業の内容を理解しているかどうかを問う側面もあるため、授業で詳しく取り上げていない範囲でも、満遍なく問われると思います。そのため、簡単な説明しかなかった部分であっても、テスト対策としてはしっかりと覚えておく事が大切です。 ただし、高校入試となれば、中学の3年間の部分が全て範囲になるので、やはり「メイン」として問われる単元と、「おまけ」のような扱いの部分とでは、入試対策の問題集に割かれているページ数も違っていることからも解るように、かなり重要度が違ってきているので、受験勉強の場合には、メインの部分から仕上げていく事が大切です。メインの部分というのは、先ほどにも書いたように、世界や日本の各地域の場所や地形、産業などについて問う部分です。世界の地域を大陸ごとに分けた上で、学習内容を整理していくという事、そして日本地理においても、地方別に学習内容を整理していく事が大切です。そのためには、白地図などを活用し、その地域の地形などから雰囲気をつかんでおくことが大切です。
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