公民の学習範囲は、多くの学校では中学3年になって初めて学ぶ事が多いもので、小学校でもあまり触れることがなかった、政治や経済に関する内容が多くを占めています。このとき、中学3年という事もあり、学校の授業と並行して受験勉強もやらないといけないため、どうしても、歴史や地理の復習に偏りがちで、授業と並行して学習している公民の学習についてはおろそかになりがちです。 また、学校によっては、公民の授業の進みが遅く、教科書の範囲が終わらないまま入試に突入してしまう事がしばしばあります。ただし、公立の学校の多くは、やはり教科書の範囲が終わらないまま入試に突入するか、教科書の範囲が終わったとしても、学習内容が定着しないままに、復習が不十分なままに受験に臨んでいるケースが多いと思います。時間的な制約から、公民の学習の遅れが受験生にとって焦りの一因ともなっているようです。しかし、それらの事情はどの中学校も対して変わらないので、焦らずに、覚えられるところから覚えておくことが大切になります。 参考:中学公民のまとめ(外部サイト) 特に、時事問題は、教科書に関連する知識として知っておくことは必要で、ニュースで選挙や裁判所について取り上げられていたり、株価や雇用などについての報道があったときには、公民の教科書のどの部分と関連しているのかな、と少し考えながらニュースを見ておくと、公民の学習も深まりますし、日ごろのニュースと公民の勉強内容との関連を少しだけ考える癖をつけておくと、受験生になる事には、自分が思っているよりも公民の学習内容が定着していたりするものだと思います。ただし、単に時事問題ばかりを勉強し、教科書の範囲がほとんど定着していないというのでは本末転倒ですので、教科書の範囲をきちんと勉強する作業も忘れずに行う事もまた疎かになってはならないという事だけは気をつけておいてください。
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