中学生の5教科(国語・数学・英語・社会・理科)の勉強法-高校受験対策から日常の学習まで



理科の勉強法|理科の1分野は数学のような学習法も必要、2分野は社会のような暗記主体の学習法。

 中学校の理科には、大きく分けて、「1分野」と「2分野」の2つの分野があります。そして、「1分野」は、高校に入ると「物理」や「化学」にわかれ、「2分野」は、高校に入ると「生物」と「地学」にわかれます。したがって、高校の物理や化学を学ぶ前の段階が、中学校の「1分野」であり、高校の生物や地学を学ぶ前の段階が、中学校の「2分野」だといえます。

 この2つの分野には、大きな違いがあります。それは、1分野は比較的計算問題が多く、理解しなければならない公式もたくさんある一方、2分野は動植物や惑星に関する図表を理解し、多くの語句を覚えていく事がより重要になってくるということです。

 すなわち、1分野は、数学のように計算問題がたくさんあるということ、一方、2分野は、社会のように暗記しなければならない語句がたくさんあるという事になります。

 したがって、1分野と2分野では、勉強法も大きく異なってきます。1分野では、例えば電気に関する公式など、計算しなければならない問題については、多くの例題を解くことで、テスト本番で得点できる学力がつくと思われます。一方、2分野では、社会で学ぶ歴史上の人物の名前や国の名前などを覚えるのと同じ要領で、植物の特徴や部位の名称、あるいは天体や岩石の名前や特徴など、様々な語句を覚えていくことが肝心になります。


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目次

はじめに 中学生の5教科の勉強法について
まず、「5教科450点」をめざそう
5教科450点を中学のテストで取りたい人へのアドバイス
得意・苦手科目との向き合い方
英語
英語は、積み上げ教科! 授業で学んだ単語・文法を着実に覚えていこう
英文法は「丸暗記」ではなく、大切なポイントを把握して覚えよう
数学
数学が苦手な人は、小学校の算数の復習からスタート
数学の授業で学んだ公式・定理を使いこなすため、例題で練習を重ねる
国語
国語は、漢字の読み書きなど着実に努力が反映される分野を固める
国語の文法や古文など、覚える事が多い分野への対応法
社会
社会は、地理・歴史・公民の3つの分野の得意・不得意を把握しよう
社会の重要語句を暗記するために、教科書の流れをつかんでおく
地理の勉強法 | 世界や日本の各地域の特色をつかむため、白地図の活用が有効
歴史の勉強法 | ノートまとめを工夫し、時代の流れを把握していく事が大切
公民の勉強法 | 時間がなく復習が不十分でも焦らずに出来ることから勉強しよう
理科
理科の1分野は数学のような学習法も必要、2分野は社会のような暗記主体の学習法が重要
出題されやすい「理科実験」などの問題で、応用力を身につける
理科の勉強法|2分野で出題されやすいのは「観察」に関する問題
夏休み・冬休み・春休みの勉強方法
夏休み・冬休み・春休みの勉強方法
成績の伸びが実感できないとき、成績が伸びるまで頑張ろう
休み期間の勉強は、数学・英語が最優先!
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高校受験直前、授業が終わっていない範囲はどう対応するか
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