中学校の理科には、大きく分けて、「1分野」と「2分野」の2つの分野があります。そして、「1分野」は、高校に入ると「物理」や「化学」にわかれ、「2分野」は、高校に入ると「生物」と「地学」にわかれます。したがって、高校の物理や化学を学ぶ前の段階が、中学校の「1分野」であり、高校の生物や地学を学ぶ前の段階が、中学校の「2分野」だといえます。 この2つの分野には、大きな違いがあります。それは、1分野は比較的計算問題が多く、理解しなければならない公式もたくさんある一方、2分野は動植物や惑星に関する図表を理解し、多くの語句を覚えていく事がより重要になってくるということです。 すなわち、1分野は、数学のように計算問題がたくさんあるということ、一方、2分野は、社会のように暗記しなければならない語句がたくさんあるという事になります。 したがって、1分野と2分野では、勉強法も大きく異なってきます。1分野では、例えば電気に関する公式など、計算しなければならない問題については、多くの例題を解くことで、テスト本番で得点できる学力がつくと思われます。一方、2分野では、社会で学ぶ歴史上の人物の名前や国の名前などを覚えるのと同じ要領で、植物の特徴や部位の名称、あるいは天体や岩石の名前や特徴など、様々な語句を覚えていくことが肝心になります。
目次
特集
家庭での学習のために
通信教育
sponsored link
Amazon
中学理科 暗記カード 生命と地球: 右脳でスピード暗記! (中学暗記カード)
中学教科書ワーク 啓林館版 未来へひろがるサイエンス 理科1年
中3理科をひとつひとつわかりやすく。 (中学ひとつひとつわかりやすく)
(c)中学生の5教科の勉強法-高校受験対策から日常の学習まで