中学生の5教科(国語・数学・英語・社会・理科)の勉強法-高校受験対策から日常の学習まで



成績が伸びるまで頑張ろう

 夏休み・冬休み・春休みの勉強がなぜ大切なのかという事については、前のページで述べたとおりです。授業が進まない分だけ、余裕を持って復習に時間を使うことが出来るので、長期休暇の学習は非常に有効だと考えられます。

 また、高校受験を予定している中学3年生はともかく、中学1・2年生の場合は、長期休暇の時期は学習をおろそかにしがちですので、他の生徒が学習をおろそかにしている時期に勉強にじっくりと取り組めば、他の人よりも大きく成績が伸びる可能性が大きくなります。

 ただ、長期休暇の時期には、勉強を頑張ったとしても、その頑張りが実際に成績の伸びにつながっているという実感がつかみにくいものです。特に、苦手な科目に集中的に取り組んで、成績が伸びてくるまでには、早くても2〜3ヶ月かかると考えられますので、勉強への取り組みを強化してすぐに成績が伸びるという実感が沸きにくく、勉強を続けたいという意欲が落ちてしまう人が少なくありません。

 しかし、自分に合った方法で、集中的に勉強に取り組む事ができれば、2〜3ヶ月で一定の成果が出てくるものと思われます。例えば夏休みから勉強に力を入れ始めた人は、夏休みが終わってからも、学校の予定と勉強時間との配分に気を配りながら、ある程度の勉強を続けてみてください。そうすれば、冬休みに入る前くらいの時期には、一定の成果が出てくるものと思われます。成績の向上が実感できるまでは大変ですが、学習の成果が実感できるようになれば、普段の授業も理解しやすくなり、成績をさらに伸ばせる可能性もひらけてきます。


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目次

はじめに 中学生の5教科の勉強法について
まず、「5教科450点」をめざそう
5教科450点を中学のテストで取りたい人へのアドバイス
得意・苦手科目との向き合い方
英語
英語は、積み上げ教科! 授業で学んだ単語・文法を着実に覚えていこう
英文法は「丸暗記」ではなく、大切なポイントを把握して覚えよう
数学
数学が苦手な人は、小学校の算数の復習からスタート
数学の授業で学んだ公式・定理を使いこなすため、例題で練習を重ねる
国語
国語は、漢字の読み書きなど着実に努力が反映される分野を固める
国語の文法や古文など、覚える事が多い分野への対応法
社会
社会は、地理・歴史・公民の3つの分野の得意・不得意を把握しよう
社会の重要語句を暗記するために、教科書の流れをつかんでおく
地理の勉強法 | 世界や日本の各地域の特色をつかむため、白地図の活用が有効
歴史の勉強法 | ノートまとめを工夫し、時代の流れを把握していく事が大切
公民の勉強法 | 時間がなく復習が不十分でも焦らずに出来ることから勉強しよう
理科
理科の1分野は数学のような学習法も必要、2分野は社会のような暗記主体の学習法が重要
出題されやすい「理科実験」などの問題で、応用力を身につける
理科の勉強法|2分野で出題されやすいのは「観察」に関する問題
夏休み・冬休み・春休みの勉強方法
夏休み・冬休み・春休みの勉強方法
成績の伸びが実感できないとき、成績が伸びるまで頑張ろう
休み期間の勉強は、数学・英語が最優先!
高校受験に向けて
塾を選ぶか、自宅学習を選ぶか。入試本番まで「残り1年」の選択。
「口コミ」に頼らない塾選びとは
高校受験に備えるために、わかりやすい参考書や問題集を選ぶ。
中3の秋以降の成績は、夏休みの勉強で大きく左右される。
内申書や面接も考慮すると、実技4教科(副教科)も普段から手を抜かずに!
高校受験直前、偏差値30台・40台の人は、どの部分を集中的に学ぶべきか
高校受験直前、授業が終わっていない範囲はどう対応するか
通信教育はどれだけ必要?

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