夏休み・冬休み・春休みの勉強がなぜ大切なのかという事については、前のページで述べたとおりです。授業が進まない分だけ、余裕を持って復習に時間を使うことが出来るので、長期休暇の学習は非常に有効だと考えられます。 また、高校受験を予定している中学3年生はともかく、中学1・2年生の場合は、長期休暇の時期は学習をおろそかにしがちですので、他の生徒が学習をおろそかにしている時期に勉強にじっくりと取り組めば、他の人よりも大きく成績が伸びる可能性が大きくなります。 ただ、長期休暇の時期には、勉強を頑張ったとしても、その頑張りが実際に成績の伸びにつながっているという実感がつかみにくいものです。特に、苦手な科目に集中的に取り組んで、成績が伸びてくるまでには、早くても2〜3ヶ月かかると考えられますので、勉強への取り組みを強化してすぐに成績が伸びるという実感が沸きにくく、勉強を続けたいという意欲が落ちてしまう人が少なくありません。 しかし、自分に合った方法で、集中的に勉強に取り組む事ができれば、2〜3ヶ月で一定の成果が出てくるものと思われます。例えば夏休みから勉強に力を入れ始めた人は、夏休みが終わってからも、学校の予定と勉強時間との配分に気を配りながら、ある程度の勉強を続けてみてください。そうすれば、冬休みに入る前くらいの時期には、一定の成果が出てくるものと思われます。成績の向上が実感できるまでは大変ですが、学習の成果が実感できるようになれば、普段の授業も理解しやすくなり、成績をさらに伸ばせる可能性もひらけてきます。
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